2016年01月15日金曜日
日経平均 17,147.11 前日比-93.84(-0.54%)

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値上がり率1位のリーバイ・ストラウス ジャパン(9836)?はGoogleとIoTによるウェアラブルなジーンズ「ジャガード」を共同開発している会社。今年のテーマになるかもしれないと物色が入ったらしい。

Gunosy(6047)?のストップ高は業績の下方修正とKDDIとの提携を好感して。野村の上場ゴールの大本命だとか、ただのバイラルメディアでスマートニュースのぱくりで使いにくいとか、色々悪い噂が絶えなかったが、想定されたより下方修正の幅が少なく買われた。しかし下方修正で営業利益が63.9%減でストップ高とか、ずいぶんと舐められた水準にあったんだな。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1601/14/news107.html

今日も値上がり率上位にいるファーストロジック(6037)?は中国不安から中国株安、人民元安などによって中国の富裕層が資産を日本に移す動きを強めるとの思惑で買われているらしい。

http://biz.searchina.net/id/1599800

最近調子がいい逆行高のイトクロ(6049)?は去年上場の間近IPO。塾などの口コミサイトらしい。株新聞への出張も増えてきて、旅行予約・クチコミサイトの一休(2450)?、アットコスメ運営のアイスタイル(3660)?が大きく上がったイメージを受けて買われているようだ。

ストップ高のエイジア(2352)?はデジタルポスト社、日本郵政上場関連銘柄だったやつ。日本郵便がデジタルメッセージサービス「MyPost?(マイポスト)」の試行的な提供を開始するとの報道を受けて買われた。フュージョンパートナー(4845)?はエイジアのつれ高。ソフトフロント(2321)?フライトホールディングス(3753)?は大きく上がった後に値を保てなかった。

アクロディア(3823)?はスマホゲーム株だが意外にも決算が良かったらしい。疑義企業で後がないため、第1四半期で約1億円の赤字を褒めていいのかは分からねぇ。社員の給料が1年で約2億5000万だからな。IoTのインターホンがどの程度売れるかが会社存続の分かれ目だ。

ドーン(2303)?のストップ安は日々公開銘柄ではないので、週末の信用残の更新を嫌気した売りか。理由なく上がってる仕手株なので理由なく下がってもおかしくないけどな。

フィスコ(3807)?SJI(2315)?の暴落は不可思議な動き。SJI(2315)?は売買代金で5位に入るほどなので明らかに超大口がいるのだが、売りの大口機関がお灸をすえに来ていないか警戒したい。

その他、逆行高していたテックビューロ関連、テンバガー候補関連、ZMP関連が軒並み調整した。アイ・ピー・エス(4335)?が理由のないストップ高を行い、いつものゴミ箱相場に戻ったといえる。

生き残りでスペースシャワーネットワーク(4838)?が上げているが、ゲスの極み乙女。という歌手が材料らしい。フォンツのゴールデンボンバーのような相場を期待したいということらしいが、オリコンデイリーが1000枚を切る歴史的な音楽CD不況が来ているし、まぁ厳しいだろう。ユニット名や不倫騒動からして新規顧客はほとんど見込めないしな。

メタップス(6172)?が赤字決算を嫌気してダストシュート。16年8月期については黒字化の見通しとずっと言ってたのに、明らかにあかんやつ来てるもんな。嘘をついたからげんこつは何の問題もない。それにしてもSMBC日興証券、アークン、メタップス、ネオジャパンの主幹事ってセカンダリーで10年助からない相場やってる感じで評判悪いぜ。

値下がり率上位のアデランス(8170)?は、禿げ関連で育毛やかつらの会社だが、ソフトバンクの孫正義がハゲノミクスを仕掛けてきて、社会的に禿げのイメージが改善してしまった他、女性用ウィッグがエクステブームの影響か競争激化してしまい採算が悪くなったようだ。株価1/3が迫ってきた。暴落で株主をハゲにして新市場を開拓する気なのか。

http://www.hageruya.com/archives/25356372.html

ラクト・ジャパン(3139)?はTPP関連銘柄で肉やチーズなどを取り扱っているが、落ち目に入った決算で売られてしまった。この会社、TPPは競争激化の可能性もあるからって保守的に見積もっていたが、これからは攻めでいかないと行けないだろう。市場から求められている食品の株主優待新設も視野に入れて欲しい。

今週の売りは外国人が犯人だったらしい。外国人が4471億円の売り越し。これはどのくらい多いかというと、バーナンキショックで信託銀行が過去最大に売り越したのが4659億円なので、それに匹敵する規模の巨大な売り越しになる。大型は下がって当然だったな。

原油価格急落による産油国の損失補てんのための売りとか言われているが定かではない。中国不安で中国の富豪層が日本に資産を移す動きなら日本株が買われても良いような気がするが、ファーストロジック(6037)?の動きはそういうことか。

日経平均はあまり下げ過ぎると黒田が追加金融緩和をしてくるだろう。黒田の任期が2018年までなので、それまでにインフレ目標を達成せねばならず、2016年か2017年に金融緩和が行われる可能性が高い。経済危機があれば前倒しになっても何の違和感もない。自民党としては今年の選挙のために株を上げなくてはいけないしな。

新興市場はNHKニュースが話題を振ってくれないので大したテーマが立たないでいる。去年6月の成長戦略のロボットや人工知能による技術革新、1億人活躍社会による人口減の克服など、すっかり置き去りにされているな。

フィンテックも本当なら2020年に向けて日本が向かうべき道筋なのだが、無理にZMP相場に似せようとテックビューロを持ち上げすぎて、テックビューロの身内の中でしか流行っていない印象を受ける。ビッグデータバブルの時に一緒になって騒いでいた大手企業、金融庁の規制緩和の対象でカネを払う側であるはずの銀行たちは息を潜めている。

日経平均は、4月に始まる子供NISAを前にチャートを整えておいた方が良いので、この波乱を良い調整として乗り切って欲しい。間近に暴落があったチャートでは子供NISAの買う気も削がれてしまうからな。

子供NISAで投資の対象になるのは、黒字の企業、高配当の優良企業、夢のある企業、国策企業、成長企業だろう。子供に「糞ガキには糞株がお似合いだな」とか「とうさん、お前が大学入れるか仕手株で博打うってみるよ」とか、そんな親がいたら嫌だからな。


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